病院のご案内

医療機器の紹介

医療機器のご案内

 当院ではX線撮影、CT検査、血管撮影、核医学検査に代表される放射線を用いた検査を行っております。それに加え、磁気を利用したMRI検査、音波を利用した超音波検査にも携わっております。それぞれの検査についてご説明します。

M R I
MRI(核磁気共鳴画像)とは、非常に強い磁石と電波を使って体の内部の状態を検査する方法です。外観はCT装置とよく似ていますが、この検査での放射線被曝はありません。いろいろな角度から体の断面の写真を撮影する事ができます。MRIに使われる磁石や電波は、通常の場合(問診表で問題のない人)人体への影響はありませんが、体内に金属がある方(脳動脈瘤クリップ・ペースメーカーなど)は撮影できないという特徴があります。
GE横河メディカル社製MRI装置SIGNA 1.5T
GE横河メディカル社製MRI装置SIGNA1.5T
通常の断層撮影をMRI(エム・アール・アイ)と呼ぶのに対して、血管撮影を目的とした場合はMRA(エム・アール・エー)と呼んでいます。MRAの特徴は造影剤を使用せずに血管の検査ができ、寝ているだけで血管の状態(狭窄:細くなっていないか?・動脈瘤:コブはできていないか?など)を簡便に描出することができます。
脳神経外科領域では脳梗塞を疑う場合、約20分で一通りの検査が終わります。超急性期(CTでは診断できない時期)の病巣を特定することもできるため、発症初期の病変も治療の対象になります。脳動脈瘤疑いの検査の場合も同様に約15分で検査が終わります。その他の検査でも約20分程度で終了します。
脳血管を抽出した例
脳血管を抽出した例
循環器内科領域では、主にお腹から足にかけて広範囲にわたる血管を調べることができます。また、10cc程度の造影剤を使うことで腫瘍の位置、大きさ、悪性度、あるいは他の血管性病変などをより詳しく知ることができます。  
多目的血管撮影装置
 血管撮影装置は、腕やソケイ部(足の付根)の血管から細い管を体内に送り込み、放射線と造影剤という薬を使用し目的血管を撮影します。当院の血管撮影装置は、頭部から下肢まで全身撮影が可能となっています。脳神経外科領域では、頭部の血管撮影により動脈瘤や狭窄が描出でき、血管を立体的に写す3D撮影を併せて行うことで、動脈瘤や狭窄などの病変部位をより正確に診断する事ができます。 GE横河メディカル社製血管X線撮影装置AdvantxUNV
GE横河メディカル社製血管X線撮影装置AdvantxUNV
また、当院では血管内治療という手術を行っています。これは脳動脈瘤の破裂を防ぐコイル塞栓術や、細くなった血管の内側から風船を膨らませる、又は血管の太さを一定に保つためのステントという金属を留置する血管拡張術があります。この治療により、頭やお腹を開ける手術に比べ、患者様の肉体的負担がかなり軽減できるようになりました。

※病変の部位、状態によってはこの血管内治療ができない場合もあります。
造影剤を使用して精密に 血管を造影した例 立体撮影(3D)すると
造影剤を使用して精密に 血管を造影した例 立体撮影(3D)すると
血管の重なりが 3D撮影で判断した例 血管の重なりが
3D撮影で判断した例
核医学検査
 核医学検査は、主に臓器や病変の働き具合(機能)を調べます。体の中にRI(放射線を放出する薬)を注射し、臓器や病変に集積したRIの状態を画像にして診断します。CT・MRI・エコーは形(位置)や大きさを調べますが、この検査を組み合わせることで病気の形、大きさに加え、働きを知ることができます。この結果によって治療の方針を決めたり、効果的な治療が行われているかを判断したりする事ができます。 GE横河メディカル社製MRI装置SIGNA 1.5T
GE横河メディカル社製核医学検査装置ミレニアムMG
検査時間は、注射後に検査台の上で30〜60分間横になっている間に検査が終わります。RIの注射時以外は痛み・苦痛を伴いません。放射線量も通常のX線検査と比較しても決して高くありません。脳神経外科領域では主に脳の血流検査を行っており、脳梗塞の診断と治療方針を決める事ができます。循環器内科領域では心臓や肺の血流検査を行い、診断に威力を発揮しています。

 また、RIの種類を変えることにより、あらゆる生体機能の観察が可能となります 。
脳血管を抽出した例
 
ヘリカルCT
 放射線とコンピュータを使い、輪切りの絵を写すことで身体(頭・肺・腹部・四肢)の内部構造を精密に検査することができます。ヘリカルCTは、検査台を動かしながら写真を撮るため、以前のCTに比べて検査時間を短縮する事ができるようになりました。検査はほとんど苦痛を伴いませんが、息止めや体を動かさないなどの制約があります。検査は通常短時間(1〜5分間)でとても簡便なことから、病変の初期診断に使われます。
また、必要に応じて造影剤を使用し、腫瘍の位置や大きさを判断する他、血管を連続的に写すことで血管の状態を診ることも可能です。

■※検査機器の詳細はGE横河ホームページ
GE横河メディカル社製MRI装置SIGNA 1.5T
GE横河メディカル社製LightSpeed Vcj

脳内出血の例丸で囲んである部分が出血部位で、大きい丸の血の塊が脳組織全体を押しのけている様子がわかります

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